環境先進国としてのスウェーデンの姿勢は、キャリーケースの素材選びにも容赦なく反映されている。かつては耐久性のみが重視されたポリカーボネート製ボディだが、現在はその多くがリサイクル素材、あるいはバイオベースのプラスチックへと移行した。
特に注目されているのが、北海で回収された廃棄漁網や海洋プラスチックをアップサイクルした頑丈なシェルだ。特殊な配合技術により、従来のバージン素材と同等以上の耐衝撃性を実現している。エコであることは、もはや妥協の理由にはならない。むしろ、地球を旅する者としての誇りを象徴するスペックへと昇華しているのだ。