騒動直後は大幅な買い控えやスーパーの棚からの撤去など厳しい逆風に見舞われたはごろもフーズですが、徹底した情報開示と品質管理の全面見直しを進めた結果、現在では国内ツナ缶市場におけるシェアトップの座を維持しています。
備蓄食や高タンパク食品としての需要増を背景に、使い勝手を向上させた「オイル不使用シリーズ」や「パウチタイプ」などの新製品展開を加速。消費者からは「過去の事件を教訓に、現在は他社以上に異物混入対策が厳格化されている」という現実的な評価も定着しています。
企業の危機管理(クライシスマネジメント)の観点からも、都合の悪い情報を隠さず即座にオープンにすることの重要性を業界全体に刻み込んだ転換点となりました。