既存の洗濯機を活かしてバブル洗浄を取り入れたい方向けに、給水ホースの間に取り付ける「ウルトラファインバブル アダプター(後付けタイプ)」が1万円前後で販売されています。これと、初めからシステムが組み込まれた東芝 ZABOONなどの専用洗濯機にはどのような差があるのでしょうか。
結論から述べると、「発生させるバブルの密度」「水圧制御」「投入タイミング」において明確な性能差が存在します。
- 後付けアダプターの構造と特徴:水道の水圧を利用してノズル内でキャビテーション(減圧沸騰)を起こし泡を生成します。工事不要で手軽に導入できるメリットがある一方、家庭の元々の水圧に泡の発生量が大きく左右される点や、給水時の水流がやや弱まる傾向があります。
- 東芝ZABOON(本体内蔵型)の構造と特徴:本体内に専用のファインバブル発生装置を内蔵し、最適な水圧とタイミングを電子制御。「ウルトラファインバブル洗浄W(ダブル)」などの上位機構では、洗い時だけでなくすすぎ時にもマイクロバブルとウルトラファインバブルを切り替えて吐出するため、繊維の奥の汚れ落としと洗剤残りの排除を別個に最適化しています。
現在使用している洗濯機が比較的新しく、買い替え時期ではない場合は後付けアダプターでも一定の消臭・皮脂落ち改善効果を体感できます。しかし、洗濯機自体の買い替え時期を迎えているのであれば、専用に設計された内蔵型モデルを選んだ方が圧倒的に安定した洗浄パフォーマンスを得られます。