小学生の手足口病は出席停止?登校基準や大人の重症化を防ぐ対処法

小学生の手足口病は出席停止?登校基準や大人の重症化を防ぐ対処法

小学生の手足口病は出席停止?登校基準や大人の重症化を防ぐ対処法について知っておくべき ポイントを分かりやすく解説いたします。

手足口病の治癒後、1〜2カ月ほど経ってから「子どもの手の爪が根元から浮いて剥がれてきた」と慌てて受診する保護者が後を絶ちません。これは「爪甲脱落症(そうこうだつらくしょう)」と呼ばれる手足口病の後遺症の一つです。

爪が剥がれる主な理由は、ウイルスの感染によって爪を作る根本の「爪母(そうぼ)」の機能が一時的に抑制されるためです。発熱や発疹が治まった後に爪の成長が再開すると、ウイルスの影響を受けた部分が横溝となって現れ、やがて古い爪が押し出されるように剥がれ落ちます。決して爪の病気が悪化したわけではなく、下から新しい健康な爪が生えてくるため、無理に剥がさず絆創膏やテーピングで保護することが推奨されます。

また、潜伏期間は通常3〜5日とされており、発症前からの飛沫感染や接触感染で知らず知らずのうちにクラス内に広まります。特に小学生同士の密接な接触、給食当番、体育活動、タブレット端末の共用などを通じて感染が成立するため、無症状の潜伏期間から手指衛生を徹底する習慣が防波堤となります。

高橋 健太
著者

高橋 健太

Webメディアでの編集・執筆歴10年。読者の好奇心を刺激するストーリー作りを心がけています。