大阪の中心部からOsaka Metro 御堂筋線に揺られ、江坂駅を下車してすぐの街並みに溶け込む同店。名古屋で創業した老舗テキスタイル企業が関西の拠点としてこの地を選んで以来、日本の手芸・服飾資材産業の発展とともに歩んできた。
問屋街に行かずとも、あらゆる服飾パーツがワンストップで手に入る利便性は、地域のカルチャーシーンを半世紀近く支え続けている。ボタン、ファスナー、芯地、裏地、リボン、特殊ブレード。細かな副資材の品揃えは圧倒的で、服飾系専門学校の学生から舞台衣装のプロフェッショナルまでが絶大な信頼を寄せる。素材の卸売りと小売りが絶妙に融合した独自の店舗形態こそ、大塚屋が長年トップランナーであり続ける理由だ。