労働保険とは?労災・雇用保険の違いや手続き・計算方法を徹底解説

労働保険とは?労災・雇用保険の違いや手続き・計算方法を徹底解説

労働保険とは?労災・雇用保険の違いや手続き・計算方法を徹底解説についての最新情報をご紹介します。

労働保険とは、独立した1つの保険制度の名称ではなく、「労働者災害補償保険(労災保険)」と「雇用保険」という2つの公的保険を総称した概念です。事業主は労働者を雇い入れた場合、この2つの制度を一元的に、あるいはそれぞれの要件に応じて適用させる責務を負います。

日常の実務や会話において混同されがちなのが、「労働保険」と「社会保険」の違いです。広義の社会保険には労働保険も含まれますが、実務上・狭義の社会保険は「健康保険」「厚生年金保険」「介護保険」を指します。管轄省庁や保険料の徴収方法、給付の目的が大きく異なるため、まずはその全体像を整理しておく必要があります。

保険区分対象・主な給付内容費用負担の割合管轄機関・提出窓口労災保険(労働保険)業務上・通勤途上の負傷、疾病、障害、死亡に対する医療費や休業補償全額会社負担(労働者負担なし)労働基準監督署雇用保険(労働保険)失業時の基本手当、育児休業給付、再就職支援、教育訓練給付会社と労働者の双方で分担(事業主比率がやや高め)公共職業安定所(ハローワーク)社会保険(狭義)私傷病の医療費補助(健康保険)、老後・障害・遺族年金(厚生年金)労使折半(50%ずつ負担)年金事務所(日本年金機構)
高橋 健太
著者

高橋 健太

Webメディアでの編集・執筆歴10年。読者の好奇心を刺激するストーリー作りを心がけています。