SNSや口コミプラットフォーム、地元ドライバーへの取材から浮かび上がるのは、平常時と特定繁忙期における極端なギャップです。
「羽田便への搭乗で平日朝7時台に向かったが、手前のエリアは埋まっていたものの、奥のスペースには余裕で停められた」「1泊2日の東京出張で利用したが、2,000円でターミナル目の前に停められるのは都市部空港に比べて圧倒的に楽」という肯定的な声が平常期の大半を占めます。
しかし、ゴールデンウィーク(GW)、8月中旬の阿波おどり期間およびお盆、年末年始になると状況は一変します。
「阿波おどり初日の午前中、空港に入ろうとしたら駐車場入口から大渋滞。満車表示が出ていて警備員に臨時駐車場へ誘導された」「臨時駐車場からターミナルまでスーツケースを転がして歩くことになり、保安検査場の締切ギリギリで冷や汗をかいた」といった切迫した報告が相次ぎます。
現場の観測データによると、満車リスクが臨界点に達するのは「大型連休初日の午前8時〜11時」と「阿波おどり開催期間(8月12日〜15日)全般」です。徳島県外からの観光・帰省客がレンタカーを返却・利用する動きと、県内から県外へ向かう旅行者の長期駐車車両が重なり、約1,000台のキャパシティが一気に埋め尽くされます。
駐車場が完全予約制ではない以上、「行けば必ず停められるだろう」という思い込みが現場でのパニックを引き起こす主因となっています。