交通機関の足乱れは、台風の接近に先立ってすでに始まっている。JR東日本は、内房線・外房線・総武本線などの主要路線において、夕方以降の運転を全面的に見合わせる「予防的計画運休」に踏み切った。東京湾アクアラインも強風規制により通行止めが決定し、千葉県と神奈川県を結ぶ大動脈が遮断された格好だ。
成田国際空港のターミナルも混乱の渦中にある。海外からの帰国便や出発便が次々とキャンセルされ、ロビーには搭乗変更を待つ旅行客やビジネス客が溢れかえった。空と陸の双方が塞がれることで、千葉県は一時的に“孤立状態”に陥るリスクを抱えている。