諸経費とは何か?見積書に隠された真相とプロが教える削減術

諸経費とは何か?見積書に隠された真相とプロが教える削減術

諸経費とは何か?見積書に隠された真相とプロが教える削減術の真相や最新動向に迫る! わかりやすい言葉で紐解きます。

「諸経費」と一口に言っても、対象となる業界や取引内容によって、その構成要素は全く異なります。提示された金額が妥当かどうかを見極めるためには、業界ごとの標準的な水準と内訳を把握しておく必要があります。

取引区分諸経費の主な内訳一般的な基準・相場編集部の見解・評価建築・リフォーム工事現場管理費、通信運搬費、仮設費、残材処分費、図面作成費、損害保険料工事直接費用の約10%〜15%(大規模改修は最大20%)一式表示が常態化。5%以下は手抜き工事のリスク、20%超は過大請求の疑いあり。不動産売買(戸建て・マンション)仲介手数料、登記費用(登録免許税・司法書士報酬)、印紙税、固定資産税精算金物件価格の約5%〜10%(新築は3〜6%、中古は6〜10%)大半が法定費用と上限規制のある仲介手数料。自己資金計画で最も狂いが生じやすい。自動車購入(新車・中古車)自動車税、重量税、自賠責保険、リサイクル料金、登録代行費用、車庫証明代行費用車両本体価格の約10%〜20%(軽自動車はやや低め)法定費用以外に「ディーラー独自の手数料・オプション(納車費用等)」が混入しやすい。住宅ローン契約融資事務手数料、ローン保証料、火災・地震保険料、団体信用生命保険特約料、抵当権設定費用借入額の約2%〜5%(3,000万円借入で約60万〜150万円)ネット銀行(手数料型)かメガバンク(保証料型)かで初期負担額の構造が激変する。

建築リフォーム工事諸経費比率において、国土交通省の公共建築工事積算基準などでも共通費(共通仮設費・現場管理費・一般管理費等)の割合は厳密に規定されています。民間工事においても、総工事費に対して10〜15%程度に収まっているかどうかが、適正な施工品質と適正利潤を測る重要な指標です。

山下 哲也
著者

山下 哲也

デジタルガジェットとスマート家電の検証記事を多数執筆。失敗しないモノ選びを提案します。