イコラブにおいて音嶋莉沙のポジションを不動のものとした最大の転機が、9thシングル『ウィークエンドシトロン』のカップリング曲『お姫様にしてよ!』での初センター抜擢でした。それまでダンスや歌唱で控えめな位置に甘んじることも多かった彼女に、満を持してスポットライトが当てられた瞬間です。
作詞を担当した指原莉乃は、彼女の「ちょっぴりワガママで、お姫様のように大切に扱われたいけれど、本当は健気でピュア」というキャラクター性を緻密にリサーチし、完全な当て書きとして楽曲を仕上げました。MVで見せたゴージャスなドレス姿とコケティッシュな笑顔、そして「お姫様にしてよ!」というストレートなフレーズは、ファンの心を鷲掴みにしただけでなく、現代女性が胸の奥に抱く「特別扱いされたい願望」を完璧に肯定するアンセムへと昇華したのです。
また、1stアルバムに収録された楽曲『cinema』でもセンターを務め、往年の映画女優を彷彿とさせるクラシカルで洗練されたパフォーマンスを披露。単なるカワイイ系にとどまらない、大人の女性としての気品と表現の幅を証明し続けています。