豚ももブロックは、おいしさだけでなく栄養面でも非常に優れた特徴を持っています。脂質を抑えつつ良質なタンパク質を摂取したい健康志向の人や、体づくりに励む層にとって理想的な部位です。
文部科学省の日本食品標準成分表によると、大型肉・部位別の栄養価(生・可食部100gあたり)の比較は以下の通りです。
・豚もも肉(皮下脂肪なし):エネルギー 約183kcal / タンパク質 約20.5g / 脂質 約10.2g
・豚バラ肉:エネルギー 約386kcal / タンパク質 約14.2g / 脂質 約35.4g
・豚肩ロース肉:エネルギー 約253kcal / タンパク質 約17.1g / 脂質 約19.2g
豚バラ肉と比較すると、カロリーは約半分、脂質は3分の1以下に抑えられている一方、筋肉や血液の材料となるタンパク質は豊富に含まれています。
さらに注目すべきは「ビタミンB1」の含有量です。ビタミンB1は糖質をエネルギーに変換する代謝に不可欠な栄養素であり、疲労回復や倦怠感の軽減を力強くサポートします。豚もも肉には牛肉や鶏肉の約5〜10倍ものビタミンB1が含まれており、にんにくや玉ねぎに含まれる「アリシン」と一緒に調理することで吸収率がさらに高まります。