日本において『It's My Life』を語る上で外せないのが、お笑い芸人・なかやまきんに君の存在です。筋肉ルーレットのBGMや、サビの爆発的なタイミングに合わせたパフォーマンスは、長年にわたりお茶の間を沸かせ続けてきました。
このブームは一過性のバラエティ演出にとどまらず、2020年代以降のSNSやフィットネスブーム、さらには海外のファンコミュニティへと拡散。ボン・ジョヴィの公式SNSがなかやまきんに君に好意的な反応を示したことでも大きな話題を呼びました。一見コミカルな消費に見えながらも、「限界を超えて体を鍛え上げ、己の道を突き進む」というきんに君のストイックな姿勢は、奇しくも楽曲の根底にあるテーマと完璧にシンクロしています。
クイーンの『We Will Rock You』やエアロスミスの『Walk This Way』と並び、洋楽ロック名曲まとめにおいて必ず筆頭に挙げられる本作。サビの圧倒的なキャッチーさと普遍的なメッセージ性は、時代や国境、言語の壁を軽々と飛び越えて愛され続けています。