広大な敷地の手入れが行き届き、展望デッキや最新施設が揃っているにもかかわらず、なぜ入園料が無料なのか疑問に思う旅行者も少なくありません。
その背景には、兵庫県が推進してきた地域振興と農業公園整備事業があります。あわじ花さじきは、淡路島北部丘陵地域の農業・観光振興を目的とした兵庫県立の都市公園(農業公園)として1998年に開園しました。県民や国内外からの来訪者に広く淡路島の豊かな自然と景観を親しんでもらうパブリックな場として設計されているため、入園料を徴収しない方針が一貫して守られています。
また、園内の花畑管理には地元農家や地域団体が深く関わっており、淡路島の農業景観保全と観光資源化を両立させる先進モデルとしても高く評価されています。