ネット上の一部情報では「肩をデカくするにはとにかくダンベルショルダープレスを限界まで重くしてトップでダンベル同士をぶつけるように絞り込むべきだ」という俗説が見られますが、これは完全な誤解です。
フィニッシュ局面でダンベル同士をカチッと接触させると、重力のベクトル(真下)と三角筋の収縮方向がズレて負荷が肩から抜けてしまいます。トップポジションでは腕が完全に垂直になる手前、ダンベル同士の間隔が肩幅程度に開いた位置で負荷をキープするのが正しい動作です。
【プロの結論】向いている人・おすすめできない人の判断基準
ダンベルショルダープレスは上半身のシルエットを劇的に変える優れた種目ですが、骨格や関節の既往歴によって向き不向きがはっきりと分かれます。
【積極的に取り入れるべき人】
- 肩幅を広げてスーツやTシャツが似合う逆三角形の体型を作りたい人
- ベンチプレスのボトムからの押し込み力を底上げしたい人
- 左右の肩の筋力差・筋量差を解消したい人
【慎重になるべき・別種目を優先すべき人】
- 腕を真上にバンザイした時点で肩の前側や首に鋭い痛み・違和感がある人(インクラインフロントレイズやランドマインプレスを推奨)
- 胸椎の伸展が硬く、背もたれなしで座ると著しく腰が丸まってしまう人