大阪市東住吉区の長居公園内に位置するヤンマースタジアム長居は、最大収容人数(キャパシティ)約50,000人(固定スタンド座席数:47,816席+アリーナ臨時席)を誇る関西屈指のマンモススタジアムです。国際級の陸上競技大会が開催される第1種公認陸上競技場であるため、全周囲に9レーンのアンツーカー(陸上トラック)が敷設されています。
この陸上トラックの存在が、ライブ鑑賞時における視界と距離感に大きな影響を与えます。一般的なアリーナ専用会場(大阪城ホールや横浜アリーナなど)と比較して、スタンド最前列からグラウンド(アリーナエリア)中央までの距離が約30〜40メートル以上離れており、メインステージが北側(北サイドスタンド側)または南側に設営された場合、対向するスタンド最後列からの直線距離は150メートル以上に達します。
スタジアムは大きく分けて以下の4つのスタンドエリアとアリーナで構成されています。
- メインスタンド(西側):正面入口側に位置し、上段エリアに大型の屋根が架設。午後から夕方にかけて日陰になりやすい特徴を持つ。
- バックスタンド(東側):メインスタンドの対面に位置。屋根は一切なく、晴天時は強烈な西日(夕暮れ時の直射日光)を受ける構造。
- 北サイドスタンド・南サイドスタンド(ゴール裏):ステージが設置される側と、その真向かいに分かれる。ステージ真向かいのサイドスタンドは距離があるものの、スタジアム全体の演出や照明、ペンライトの光景をパノラマで見渡せる。
- アリーナ席(ピッチ・フィールド):芝生保護材や養生板の上に特設されるパイプ椅子席。アーティストと同じグラウンドレベルで一体感を味わえる反面、高低差がゼロである点に注意が必要。