服部平次というキャラクターが初めてアニメに姿を現したのは、1996年10月21日放送の第48話「外交官殺人事件(前編)」でした。当時はコナンに中国の銘酒「白乾児(パイカル)」を飲ませて一時的に工藤新一の姿に戻すきっかけを作った記念すべきエピソードです。
この平次に命を吹き込み続けている堀川りょう氏(1958年2月1日生まれ、東京都出身)は、声優業界でも類まれなキャリアを誇る名優です。小学生時代に劇団ひまわりへ入団し、子役としてNHKの連続テレビ小説や大河ドラマに出演。青年期には劇団四季の舞台にも立つなど、徹底した演劇教育と舞台経験に裏打ちされた盤石の演技力を培いました。
声優としての代表作を挙げれば枚挙にいとまがありません。
- 『ドラゴンボールZ』ベジータ役:誇り高きサイヤ人の王子として世界中に熱狂的なファンを持つ、堀川氏の代名詞的キャラクター。
- 『聖闘士星矢』アンドロメダ瞬役:優しさと強さを併せ持つ美少年戦士を繊細な声色で熱演。
- 『銀河英雄伝説』ラインハルト・フォン・ローエングラム役:銀河を統べる若き覇王の気品と冷徹さ、孤独を見事に表現。
- 『機動戦士ガンダム0083 STARDUST MEMORY』コウ・ウラキ役:激動の戦場に放り込まれた青年パイロットの苦悩と成長を描出。
英語が非常に堪能であり、英検準1級を保持していることでも有名です。海外のアニメコンベンションでは通訳を介さず現地のファンと直接英語で熱烈なトークセッションを繰り広げるなど、国際派エンターテイナーとしても知られています。