SNSやコミュニティサイトに投稿された受検者の生の声を集約すると、視力検査で思わぬ落とし穴にハマったリアルな実態が浮かび上がってきます。
特に目立つのは、「普段コンタクトをしていて視力1.0出ているはずなのに、仕事帰りの夕方に更新へ行ったら0.6しか出ず落とされた」という疲労とドライアイに起因する体験談です。夕方の検査では、オフィスのPC作業による眼精疲労がピークに達しており、普段なら見えるはずのランドルト環が見えなくなるケースが多発しています。
また、「カラーコンタクトレンズ(度あり)を装着して受検したところ、窓口で外すよう指示され、裸眼で受けさせられて不合格になった」というトラブルも報告されています。道路交通法の運用上、瞳の輪郭を強調するサークルレンズや着色コンタクトは本人確認および適性検査の正確性を損なう恐れがあるとして、検査時の装用を禁止している都道府県警察が多いため、検査当日は必ず無色透明の通常コンタクトか眼鏡を持参する必要があります。
【プロの結論】おすすめできる人・慎重になるべき人の判断基準
運転免許における視力検査は、単なる事務手続きではなく、他者と自身の命を守るための「最低限の身体適性確認」です。合否のボーダーラインにいるドライバーは、以下の基準をもとに受検準備を進めてください。
【当日の即日受検で問題ない人】
・直近の健康診断等で両眼1.0以上を維持している人
・普段から適切な度数の眼鏡・コンタクトを使用していて日常生活で不便のない人
・十分な睡眠を取り、午前中の早い時間帯に受検できる人
【事前に眼科受診やメガネ新調をすべき人】
・夜間の運転時に道路標識や歩行者が見えづらいと感じている人
・度数の合っていない眼鏡を3年以上買い替えていない人
・大型や二種の更新を控えており、過去に深視力検査で引っかかった経験がある人
・更新の有効期限まで残り数日しか猶予がない人