彼女のキャリアを語る上で欠かせないのが、社会現象となった映画『世界の中心で、愛をさけぶ』での熱演だ。白血病を患うヒロイン役を演じるため、自ら坊主頭になって役に挑んだ姿は、多くの観客の記憶に深く刻み込まれた。この作品で日本アカデミー賞協会が主催する優秀主演女優賞・新人俳優賞をはじめとする数々の賞を総なめにし、若手演技派としてのポジションを確立する。
その後も、日本映画界のトップランナーとして話題作に引っ張りだこの状態が続く。大ヒット映画『シン・ウルトラマン』での巨大化する分析官役など、スケールの大きな役柄も圧倒的な存在感で演じ切った。かつての美少女アイドル女優の枠組みを遥かに飛び越え、作品の質を底上げする稀有な存在として確固たる地位を築いている。