もし純粋な利回りだけを求めるなら、インデックスファンドに資金を預けた方が遥かに堅実だ。それでも数万人の競馬ファンが毎年カタログに熱狂し、血統表とにらめっこを続ける理由は、費用対効果の数字だけでは割り切れない強烈なドラマがそこにあるからに他ならない。
グリーンチャンネルの中継越しに響くファンファーレ、自分の選んだ馬がターフを駆け抜ける瞬間の鼓動。同世代の頂点を決める日本ダービー(東京優駿)のゲートに愛馬が収まる姿を見届けられるなら、それまでの維持費など安い授業料だったと語る出資者は少なくない。
日本の競馬産業は、生産界、調教師、育成牧場、そして一口馬主を含む多様なファンの熱量によって世界最高峰のレベルへと押し上げられた。費用とリスクを冷静に把握したうえで、自分の生活を圧迫しない範囲で夢に相乗りする。それこそが、現代における最もスマートで贅沢な大人の週末の過ごし方なのだろう。 (出典: 一口 馬主 費用(Yahoo!ニュース))
詳細を見る詳細を見る詳細を見る