教育環境の核となる滋賀医科大学附属病院は、滋賀県内で唯一の「特定機能病院」として高度先進医療の中枢を担っています。病床数は600床を超え、がん診療連携拠点病院、高度救命救急センター、総合周産期母子医療センターとしての機能を完備しています。
取材関係者の証言や医療統計によると、同院は低侵襲手術支援ロボット(ダビンチ)を用いた泌尿器科・消化器外科手術、ならびに心臓血管カテーテル治療において関西圏トップクラスの症例数を誇ります。また、世界的なバイオリソース研究拠点として知られる「動物生命科学研究センター」を有し、カニクイザルを用いた脳神経疾患や再生医療、免疫不全モデルなどのトランスレーショナルリサーチ(橋渡し研究)で国際的な論文を多数発表しています。
学生にとっては、1〜2年次の早期体験実習から5〜6年次のクリニカル・クラークシップ(診療参加型臨床実習)に至るまで、同一キャンパス内にある高度医療現場で直接指導を受けられる点が最大の強みです。指導医と研修医、医学生の距離が近く、現場での手技習得や症例カンファレンスへの参加機会が豊富に用意されています。