参拝において、良かれと思ってやった行動が実はマナー違反だったというケースは実に多い。現場で参拝者の指導にあたる神職たちからも、知られざる注意点についての指摘が相次いでいる。
例えば、境内での写真撮影。本殿正面からの撮影や、他人の参拝風景を無断で収めることは厳禁とされる場合が多い。神社は観光地である前に信仰の場であり、プライバシーや静謐な環境が最優先されるからだ。
さらに、帽子やサングラスを着用したままの参拝も避けるべきだ。目上の人に接する際と同じく、脱帽して顔を合わせるのが礼儀である。また、境内での飲食や歩きスマホ、大きな声での談笑も当然ながら慎まなければならない。知らず知らずのうちに神様の懐で不躾な行動を取らないよう、一人ひとりの気遣いが求められている。