かつて100円台前半で手に入った三角チョコパイも、度重なる価格改定を経て、今や180円(一部店舗ではそれ以上)での販売が標準となっている。ワンコインで気軽に買えるおやつから、少し贅沢なサイドメニューへとその立ち位置は変化した。
消費者が怒っているのは、単なる値上げそのものではない。価格を上げながら、同時に中身のクオリティやボリュームを削る「ダブルパンチ」に対してだ。原材料であるカカオ豆や小麦粉の世界的な高騰、物流コストの上昇といった企業の言い分は理解しつつも、財布の紐が固くなっている生活者にとって、実質的なクオリティダウンは許容範囲を超えていた。