メダカの卵が白い原因と対処法|無精卵の見分け方と全滅を防ぐ管理術

メダカの卵が白い原因と対処法|無精卵の見分け方と全滅を防ぐ管理術

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飼育初心者が最も陥りやすい失敗が、「もしかしたら生まれるかもしれない」と白い卵をそのまま同じ容器に残してしまうケースです。しかし、この躊躇が健康な卵を含めた全滅を引き起こす最大の要因となります。

メダカの卵には、水草や親魚の体に付着するための細い繊維状組織である「付着糸(ふちゃくし)」が存在します。採卵時にこの付着糸によって卵同士が房状に絡み合っている場合、1つの無精卵に発生した水カビの菌糸は、付着糸を物理的な足場として隣接する健康な卵へと侵食していきます。

本来、健康な有精卵は強固な卵膜に守られているためカビに抵抗力を持っていますが、至近距離から高濃度の菌糸に包囲されると呼吸が阻害され、酸素欠乏によって胚が窒息死します。死滅した有精卵は新たなカビの苗床となり、連鎖的に容器内のすべての卵が全滅へ追いやられます。これが、メダカの卵の白い個体を速やかに取り除く理由です。早期に隔離・除去するだけで、残された有精卵の生存率は劇的に向上します。

松本 悠斗
著者

松本 悠斗

マネー知識やキャリア形成に役立つノウハウを、初心者にも分かりやすく解説するのが得意です。