憧れの一台を手に入れる前に、必ず頭に入れておきたいのが「軽自動車」と「コンパクトカー」の維持費の差、そして隠れた実用性のポイントだ。
軽自動車(排気量660cc以下)は、毎年春に支払う軽自動車税が10,800円と格安で、高速道路料金も普通車より約20%安い。車検費用や任意保険料も抑えやすいため、社会人一年目やセカンドカーとして所有するには最高の選択肢となる。一方で、乗車定員は4名に限定され、高速道路での合流や長距離ドライブではエンジンのパワー不足を感じる場面もある。
一方のコンパクトカー(排気量1000cc〜1500cc程度)は、乗車定員5名を確保でき、フレーム剛性や静粛性にも優れる。ただし、自動車税は排気量に応じて年間25,000円〜30,500円程度かかり、重量税や車検代も軽自動車より一段高くなる。
また、意外な落とし穴となりやすいのが「ボディカラーと塗装の維持費」だ。人気の高いツートーンカラーやマット塗装は、万が一擦ってしまった際の板金塗装費用が単色カラーよりも割高になる傾向がある。見た目の好みだけでなく、月々のローンや保険料、燃料費を含めたトータルコストを試算しておくことが、失敗しない購入へのパスポートとなる。