番組が終了して長い歳月が流れた今、過酷な現場を生き抜いた電波少年出演者の現在の姿は、それぞれの分野で大きく花開いています。
最も劇的なキャリアを歩んだのは、猿岩石の有吉弘行です。番組終了後の一発屋低迷期、長年の不遇を乗り越えて「毒舌キャラ」で再ブレイクを果たし、2020年代以降は国民的音楽番組の司会や数多くの冠番組を抱える、名実ともに日本テレビ界の頂点に君臨するトップMCとして活躍を続けています。元相方の森脇和成も実業家やタレント活動を経て、独自のポジションを模索しています。
「朋友(パンヤオ)」としてアフリカ・ヨーロッパ大陸縦断企画に挑み、片言の日本語と愛嬌あるキャラクターでお茶の間の人気者となったチューヤンの現在は、母国・香港を拠点に広告業界のクリエイティブディレクターとして第一線で活躍しています。日本での芸能界引退後も、現地のメディア業界で確固たる地位を築いています。
懸賞生活を生き抜いたなすびは、舞台俳優として実力を磨く傍ら、故郷・福島県の復興支援活動やエベレスト登頂など、過酷な経験を糧にした社会貢献活動に邁進しています。ドロンズの大島直也と石本武士(ドロンズ石本)も、それぞれ飲食店経営や俳優・タレントとして堅実な道を歩んでいます。
そして、数々の企画を裏で操り「悪魔のプロデューサー」として恐れられたT部長こと土屋敏男の現在は、日本テレビ役職退任後も精力的に活動中です。VRコンテンツの開発や劇団運営、デジタルメディアを駆使した新たなエンターテインメントの創出など、70代を迎えてもなお「常識を打ち破る挑戦」を続けています。