西野カナのビジュアルや世界観がこれほどまでに人々の心に浸透した背景には、音楽的バックボーンの強固さがある。数々の代表曲を手掛けたプロデューサー、ジョルジョ・カンチェーミ(GIORGIO 13)によるキャッチーかつドラマチックなサウンドトラックは、彼女のアイコンとしての魅力を何倍にも増幅させた。
都会的でありながら切なさを包み込むトラックメイキングは、ストリート感とガーリーさが同居する彼女のファッションセンスとも見事に共鳴。音楽と視覚表現が完璧に調和したからこそ、時を経ても褪せない普遍的なポップカルチャーとして成立したのだ。