フランス内務省および地元警察の防犯統計でも指摘されている通り、空港から市内へ至る導線は国際的なプロスリ集団の主戦場です。特にRER B線 治安と注意点に関しては、日本人旅行者が最も警戒すべきポイントと言えます。サンドニ地区など治安が不安定な北部郊外を通過するため、車内での組織的犯行が常態化しています。
近年報告されているパリ空港 スリ 最新の手口には、以下のような巧妙なパターンがあります。
一つ目は「ドア閉鎖直前のひったくり(スマッシュ&グラブ)」です。停車駅のドアが閉まる寸前のブザー音と同時に、網棚や足元のバッグを強奪してホームへ飛び降りる手口で、車内に残された被害者は追いかけることすらできません。二つ目は「アンケート偽装・署名運動」を装った接近です。空港の到着ロビーや駅の自動券売機周辺で、クリップボードを持った複数人の若者が視界を塞ぎ、署名を求めて注意を引いている隙に共犯者がバッグのファスナーを開けて財布を抜き取ります。
RER B線を利用する場合は、各駅停車を避けてパリ市内ノンストップの急行便を選ぶこと、ドア付近の座席には座らず中央部に位置取ること、そしてスマートフォンを無防備に手持ち操作しないことが防犯の鉄則です。