予防医学の現場では、「一律の健康法」から「パーソナライズド・ヘルスケア」への移行が急ピッチで進んでいる。個人の遺伝子情報やウェアラブル端末から得られる日常のバイタルデータを分析し、将来かかりやすい病気を予測・予防する手法が一般化しつつある。
特に女性に多いアルツハイマー型認知症の予防アプローチや、筋力低下(サルコペニア)を防ぐ運動・栄養プログラムは、AIの解析によって個々人の生活様式に合わせた最適なプランが提案されるようになった。これにより、高齢期に入っても高い自己管理能力を維持できる人が増えつつある。