街頭に立つ女性たちの多くを追い詰めてきた要因の一つが、ホストクラブでの過度な「売掛金(つけ)」や過酷な借金だ。2024年から2025年にかけて進められた業界の自主規制や行政指導、法的な規制強化によって、表向きの強引なツケ払いの要求は減少傾向を見せた。
だが、現場で取材を続けると新たな実態が浮かび上がる。正規の店舗を外れた違法な「闇ホスト」や、SNSを利用した個人間の金銭トラブル、さらにはスカウトグループが介在する巧妙なマインドコントロールが形を変えて残存しているのだ。形式的な規制の目をすり抜ける手口に対し、法的なアプローチのアップデートが常に後手に回っている現実は否定できない。