部屋の中で観葉植物を育てる際、多くの人が直面する二大ストレスが「コバエ(クロバネキノコバエ等)」と「土の表面に広がる白カビ」です。この問題に対する決定打として、観葉植物の土 室内用のスタンダードに定着したのが無機質用土です。
キノコバエ類は土壌中に含まれる腐植質や真菌類(カビ)をエサにして産卵・増殖します。つまり、腐葉土やピートモス、バーク堆肥などの有機質が土の表面に露出している限り、どんなに殺虫スプレーを散布しても根本的な解決には至りません。一方、鉱物を主原料とする無機質用土は、エサとなる有機物を含まないため、虫がわかない環境を物理的に作り出せます。
近年の商品展開を見ても、プロトリーフ 観葉植物の土(粒状かる〜い培養土など)をはじめとする大手メーカー各社は、原料を高度に選別し、無機鉱物主体のクリーン設計へと舵を切っています。土の表面を鹿沼土や化粧砂などの無機質土で2〜3cm覆土する(マルチング)だけでも、コバエの産卵行動を9割以上抑制できるという実験データも報告されており、衛生面を重視する現代の住まいにおいて無機質化は避けて通れない潮流となっています。