鞆の浦を訪れるにあたり、事前の認識違いで後悔しないための「3つの誤解」を是正しておかなければなりません。
誤解1:「宗介の家」という登録有形文化財・展示館がある?
ネット上で「宗介の家を発見」といった個人ブログの投稿を見かけることがありますが、作中に登場する赤い屋根の一軒家が実在物として保存されているわけではありません。監督は鞆の浦の高台に建つ複数の古い民家や、港を見渡す地形からインスピレーションを得てデザインを創作しました。現地の民家は一般の方々の生活拠点であるため、私有地への立ち入りや無断撮影は厳禁です。
誤解2:ジブリ公式オフィシャルショップが町中にある?
鞆の浦には、ジブリ公式ショップである「どんぐり共和国」などの直営店舗はありません。地元のお土産店やカフェで、手作りのポニョ関連の案内板や小さなマスコットが飾られていることはありますが、町全体がアニメ一色に染まっているわけではない点に留意してください。鞆の浦の魅力は、あくまで「本物の歴史的港町」にあります。
誤解3:車で隅々まで回れる?
鞆の浦の中心市街地は、江戸時代の区画そのままの狭隘道路が多く、軽自動車でも対向が困難な路地が網の目のように走っています。自家用車で深入りすると立ち往生するリスクが高いため、必ず港外縁の市営駐車場(鞆の浦第1・第2駐車場など)に駐車し、徒歩かレンタサイクルで散策するのが鉄則です。