では、現場やファンの目から見たくりぃむしちゅー コンビ仲の実態はどうなのでしょうか。その真実を最も雄弁に物語っているのが、深夜ラジオの金字塔『くりぃむしちゅーのオールナイトニッポン』と、近年開設されたYouTubeの公式トーク企画です。
2005年から2008年までレギュラー放送され、終了後も定期的に復活特番が組まれている同番組。ブースに入った瞬間の二人は、冠司会者としての鎧を脱ぎ捨て、熊本済々黌高校の部室にいた頃の「上田」と「有田」に一瞬で戻ります。台本を無視して繰り広げられる内輪ノリのプロレス談義や、互いの家族への愛あるイジり、リスナーからの辛辣なハガキに対する阿吽の呼吸。そこには、ビジネスライクな冷え切った関係性など微塵も存在しません。
YouTubeチャンネルの「くりぃむしちゅー2shotトーク」でも、登録者数10万人突破を記念した配信などで見せた飾らない空気感が大きな反響を呼びました。特別なセットも企画もなく、ただ机を挟んで座った二人が近況を話し出すだけで爆笑が生まれる様子に対し、コメント欄やSNS上では次のようなリアルな声が寄せられています。
「普段は各局で大御所司会者をやっている二人が、二人きりになると一気に男子高校生の放課後になるのがたまらない」
「上田がどんなに猛烈なツッコミを入れても、有田の目が心底楽しそうに笑っているのを見ると安心する」
「不仲説を信じている人は、一度でもいいから二人のフリートークを聞いてみてほしい。これほど互いの思考を理解し合っているコンビは他にいない」
公の場で見せる発言の端々からも、互いへの深い敬意がにじみ出ています。有田は折に触れて「上田の鋭いツッコミがあるからこそ、自分はどんな無茶なボケでも安心して投げられる」と語り、上田もまた「プレイヤーとして一番面白いのは有田」と公言してはばかりません。二人の絆は、言葉で仲良しをアピールする浅薄なものではなく、30年以上の歳月を共に戦い抜いてきた戦友としての強固な信頼に基づいています。