YouTubeで数千万回再生を記録した一連の「新居ルームツアー」動画で公開されたその内部は、一般的な個人の邸宅という概念を遥かに超越しています。地上・半地下を含む多層階の鉄筋コンクリート(RC)構造で、延床面積は数百坪レベル。内装には贅を尽くした天然大理石が惜しみなく使われ、巨大な吹き抜けが来訪者を圧倒します。
この豪邸の元持ち主は、地元で財を成した実業家(会社オーナー)と伝えられています。元々は個人の単なる住居ではなく、国内外のVIPを招く迎賓館や企業の保養所として設計・建築された経緯があるため、個人宅ではまず見られない異例の設備が初期状態から組み込まれていました。その最たる例が、建物内に堂々と設置された業務用の家庭内エレベーターです。機材の搬入や階層間の移動をスムーズにするこの垂直動線は、大量の撮影機材や大型小道具を日常的に動かすクリエイターにとって、まさに天与の設備と言えます。
さらに、はじめしゃちょーはこの物件を購入後、約1億円以上を投じた追加リフォームを実施しました。自身の動画制作を最高効率化するため、間取りを大幅に再編したのです。
動画制作の中枢となるクロマキー合成対応の巨大スタジオルーム、編集スタッフが常駐可能なワーキングスペース、撮影で使う膨大なグッズを体系的に保管する大型倉庫、そして長時間の撮影や過酷な企画で疲弊した身体を癒やす本格的なプライベートサウナの導入など、その改修規模は一般住宅数棟分の建築費用に匹敵します。元オーナーが遺した重厚な美意識と、現代最高峰のYouTuberが要求する機能性が見事に融合した空間設計となっています。