「愛犬と一緒に大自然のサファリを歩ける」という触れ込みから、ペット同伴ドライブの目的地として検討する愛犬家は非常に多いです。しかし、現地で実際に運用されている規約は、動物園という特殊な衛生管理・保安管理の観点から非常に厳格に線引きされています。このルールを事前に知らずに訪れると、入場口で立ち往生することになります。
まず受け入れ条件として明確に定められているのが「体高45cm未満の小型犬・中型犬に限定」という基準です。大型犬は入園そのものが許可されていません。また、入園時には誓約書の記入と、1年以内の狂犬病および混合ワクチン接種証明書の提示が求められます(提示を求められた際に提示できない場合は入場拒否の対象)。
さらに重要なのが、「園内における立ち入り禁止エリア」の存在です。野生動物の本能を刺激する恐れがあるため、ウォーキングサファリの肉食獣デッキ周辺や、小動物が放し飼いにされているエリアへの犬連れ侵入は固く禁じられています。看板メニューである「レストランアニマルキングダム」の店内席もペット同伴不可です(テラス席のみ一部開放される時期もありますが、猛獣の視界に入るガラス際席は利用できません)。
愛犬連れで訪れる際は、家族内で「愛犬と屋外で待機する係」と「展示を見る係」を交互に交代するオペレーションを組むか、自家用車のエアコン環境を整えて一時待機させるなどの工夫が必要です。「どこでも一緒に手を繋いで歩けるドッグランのような場所」と誤認して訪れると、心理的ストレスを抱える結果になります。