沼津エリアの水族館群のなかでも、伊豆・三津シーパラダイスが持つ最大の個性は、駿河湾の自然な海水と岩場を区切った「天然の飼育プール」にあります。波の満ち引きや潮の香り、四季折々の海辺の気候を肌で感じながら生きものたちを観察できる環境は、無機質な水槽が並ぶ近代的な都市型水族館とは一線を画す迫力を放っています。
館内巡回における標準的な所要時間は約2時間〜2時間半が目安です。館内の展示エリアは主に「ショースタジアム」「イルカの海」「自然飼育場」「屋内展示水族館棟」「キッズパーク」で構成されており、移動距離自体はそれほど長大ではありません。しかし、2種類存在するショーの開催時間がそれぞれ重ならないよう組まれているため、両方を余すことなく鑑賞し、餌やり体験や館内展示を丁寧に鑑賞すると、自然と2時間強の滞在になります。食事や体験プログラムをじっくり楽しむ場合は、3時間から3時間半を見込んでおくと余裕を持った行動が可能です。
沼津の水族館として見逃せない主要な見どころは以下の通りです。
- 天然の入り江で泳ぐイルカたち:海を仕切っただけの開放的な「イルカの海」では、外海に近い自然な姿で伸びやかに泳ぐバンドウイルカの姿を間近に観察できます。天候に恵まれれば、青い海と富士山のコントラストを背景にした圧巻の風景が広がります。
- 新展示エリア「ふわルーム」:令和7年3月にグランドオープンした注目のリラックス空間。浮遊する多種多様なクラゲの姿を幻想的なライティングで演出しており、クラゲへの給餌体験など大人の知的好奇心と癒やしを満たす仕掛けが施されています。
- ユニークな体験型キッズパーク:自分がアジになりきって漁獲から食卓に並ぶまでのプロセスを大型遊具で疑似体験する「あじっこパラダイス」や、チンアナゴの巣穴に入り込める「みとしーminiパラダイス」、浅瀬で生きものと触れ合える「いそあそび〜ち」など、子どもの五感を刺激する独自設計が光ります。