往年のファンが「ニブルス」と呼び、若い世代が「タフィー」と呼ぶ現象には、ワーナー・ブラザースおよびMGMのメディア展開における歴史的な改名理由が存在します。
もともとアニメーション短編のオリジナル版(ハンナ=バーベラ期)では、なんでもかじる(Nibble)習性から「ニブルス(Nibbles)」と名付けられていました。しかし、1950年代にデル・コミックス(Dell Comics)から出版されたコミックブック版において、キャラクター名が「タフィー(Tuffy)」に変更されます。一口サイズのキャンディ菓子「タフィー」のように小さくて甘く愛らしい存在、というのが命名の由来です。
テレビ放映の再編やグローバル展開が進むにつれ、コミック版で定着した「タフィー」の名称が公式に採用される頻度が増加し、現在では世界共通で「タフィー」が標準的なキャラクター名として統一されています。つまり、ニブルスとタフィーは完全に同一人物であり、登場時期やメディア(短編映画版かコミック・現行シリーズか)による呼称の違いに過ぎません。