寝転がるイラスト構図の脱・平坦化!劇的に映えるアングルと作画の極意

寝転がるイラスト構図の脱・平坦化!劇的に映えるアングルと作画の極意

話題沸騰中の 寝転がるイラスト構図の脱・平坦化!劇的に映えるアングルと作画の極意について、多角的な視点を整理して公開しています。

Q1:仰向けに寝かせたときの長い髪の毛の広がり方が不自然になってしまいます。どう描けば良いですか?
A1:後頭部を中心に、円形へ均等に広げるのは避けましょう。頭部の接地ポイントで髪は押し潰されているため、首元や頭頂部から外側へ向けて「太い毛束」を3〜4本メインで流し、その間を細い遊び毛で埋めるのがコツです。床面との摩擦を意識し、毛先がわずかに持ち上がったり折れたりする変化をつけると、平面的にならず自然な広がりになります。

Q2:アオリ視点で寝転ぶ顔を描くと、顎がしゃくれて可愛くなくなってしまいます。回避策はありますか?
A2:アオリ視点では首と下顎の隙間が狭くなり、顎の裏側が見えてきます。このとき顎のラインを尖らせすぎるとしゃくれて見えやすいため、下顎の輪郭を少しなだらかにし、奥にある首の付け根と僧帽筋の重なりをしっかり描いてください。また、視線だけをカメラ(鑑賞者)へ向ける「見下ろし目線」に設定すると、アイレベルの狂いを自然にカバーしつつ魅力的な表情を作ることができます。

Q3:布団やシーツのシワが多すぎて、どこを描けばいいのか分からなくなります。
A3:すべてのシワを描く必要はありません。描くべきは「支点からの引っ張り線」と「身体の輪郭に沿った影」の2点のみです。体重がかかっているポイント(背中、腰、踵など)から放射状に伸びる太いテンションラインを2〜3本引き、あとは身体の真下に濃い接地影(落ち影)を落とすだけで、驚くほど説得力のあるベッドの柔らかさが表現できます。

中村 さくら
著者

中村 さくら

エンタメ・カルチャー業界の深掘り取材を得意とし、現場のリアルな声をお伝えします。