Q1:商用利用無料のイラストなら、会社の有料セミナー資料やクライアントへの納品物にも使えますか?
A1:大半の優良フリー素材サイト(ソコスト、いらすとや等)では、セミナー資料の配布やクライアントワークの受託制作物への組み込みは「商用利用の範囲内」として認められています。ただし、「イラスト素材そのものを販売すること」「イラストをメインにしたグッズ(Tシャツやマグカップ等)を商品化して販売すること」は再配布・二次利用とみなされ厳禁です。納品物全体のデザインの一部として利用する分には問題ありませんが、サイトごとの規約を必ず確認してください。
Q2:プレゼンソフトで背景とイラストの色が合わない時、きれいに馴染ませる方法はありますか?
A2:必ず背景が透明な「透過PNG」または「SVG(ベクター)」データをダウンロードしてください。もし背景に薄い色がついたスライドテンプレートを使用している場合、SVG形式であればPowerPoint上で「図形の塗りつぶし」機能を使ってイラスト内の服や小物の色をスライド全体のキーカラーに統一できます。SVGが使えない場合は、イラスト側のトーンを彩度の低いグレーまたは白黒(モノトーン)に統一すると、どのような背景色とも調和します。
Q3:社内プレゼンで「ロダンの考える人」のイラストを使いたいのですが、彫刻自体の著作権問題はありませんか?
A3:オーギュスト・ロダンの彫刻作品「考える人」は、作者の死後70年以上が経過しており、美術作品としての著作権の保護期間は満了してパブリックドメイン(知的財産権フリー)となっています。したがって、パブリックドメインの彫刻をモチーフにして描かれたフリーイラスト素材をプレゼン資料に挿絵として使用することに法的な問題はありません。ただし、プロの現場では堅牢なビジネス資料とのトーンの乖離に注意し、あえてパロディとして機能させる文脈でのみ使用するのが賢明です。