2階に店を構える「展望レストランぶぜん」は、来館者の大半がランチ目当てに立ち寄る施設のメインダイニングです。窓外には立神岩や遠く開聞岳の稜線を望むパノラマビューが広がり、旅情を盛り上げる舞台装置として申し分ありません。席数はテーブル席と座敷を合わせて100席規模が確保されています。
ここで圧倒的な指名率を誇る看板メニューが、ご当地グルメグランプリでも殿堂入りを果たした実績を持つ「枕崎鰹船人めし(ぶんどめし)」です。かつてカツオ漁師たちが船上で過酷な労働の合間に食べていた賄い飯を現代風にアレンジしたもので、ご飯の上に新鮮なカツオの切り身、刻み海苔、ワサビ、そして地元特産の最高級かつお節「本枯節(ほんかれぶし)」を削りたての状態で山盛りにトッピング。そこに、熱々のかつお節ブレンド出汁を回しかけて茶漬け風に流し込みます。
実際に現地で食した利用者の証言やネットの反応を分析すると、「立ち上る出汁の香りが市販のものとは桁違い」「カツオの身が出汁の熱で半生になり、旨味のグラデーションが素晴らしい」といった絶賛の声が並びます。一般的な定食価格(1,000円〜1,800円前後)でこれほど純度の高い出汁体験が得られる点は、専門紙記者から見ても突出したコストパフォーマンスと評価できます。