芝生にキノコが大量発生する真相!放置の危険性と効果的な駆除予防策

芝生にキノコが大量発生する真相!放置の危険性と効果的な駆除予防策

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「見た目が少し悪いだけで、自然のものだから放置しても大丈夫ではないか」と考えるのは極めて危険な判断です。芝生のキノコを放置するとどうなるのか、その先に待っているのは「フェアリーリング病(Fairy Ring Disease)」と呼ばれる、芝草管理において最も厄介とされる病害への深刻化です。

フェアリーリング病は、土壌中の担子菌類(キノコの仲間)が同心円状に外側へ向けて増殖していく病気で、症状の進行度合いによって以下の3つのタイプに分類されます。

特に危険視されるのが「タイプ1」への悪化です。菌糸が高密度に凝集すると、土壌粒子をコーティングするように撥水性物質を分泌します。その結果、極端な撥水性土壌(Localized Dry Spot)が形成され、雨が降っても散水を行っても水が土中に一切浸透しなくなります。水と養分を完全に遮断された芝生の根は急速に萎凋し、やがて茶褐色に干からびて完全枯死に至ります。

一度タイプ1まで進行して芝生が死滅すると、土壌を物理的に掘り起こして土を入れ替えるか、長期にわたる土壌改良剤の注入が必要となり、修復には数万〜数十万円単位の補修費用と1年以上のリセット期間を強いられるケースが珍しくありません。

山崎 陸
著者

山崎 陸

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