アイスプラントの最大の魅力である「プチプチ食感」と「天然の塩味」を損なわないための基本ルールと、編集部おすすめの簡単レシピを紹介します。
失敗しない下処理のコツ
調理前の下処理は非常にシンプルですが、丁寧さが求められます。表面の細胞を傷つけないよう、ボウルに張った冷水で優しく振り洗いし、キッチンペーパーで水分をそっと吸い取ります。包丁で細かく刻みすぎると断面から水分と塩分が抜け落ちてしまうため、手で一口大にちぎるか、節ごとに大きめに切り分けるのがポイントです。
1. オリーブオイルと黒胡椒のアイスプラントサラダ
素材のポテンシャルを100%味わうなら、まずはシンプルな生食サラダが一番です。アイスプラント自体に塩気があるため、塩や市販の塩分濃度の高いドレッシングは不要です。上質なエキストラバージンオリーブオイルを回しかけ、粗挽き黒胡椒とレモン果汁を少し絞るだけで、極上の前菜に仕上がります。完熟トマトや生ハム、モッツァレラチーズとの相性も抜群です。
2. 外サクサク・中ジュワッ!アイスプラントの極上天ぷら
加熱調理で圧倒的におすすめなのが「天ぷら」です。水気をしっかり拭き取ったアイスプラントに、冷水で溶いた天ぷら粉を薄くまとわせ、180℃前後の高めの油で15〜20秒程度、短時間でサッと揚げます。薄衣のサクサク感の直後に、中の葉から熱々の果汁のような水分と塩味がジュワッと広がり、未体験の美味しさを堪能できます。何もつけずにそのまま食べるのが通の味わい方です。
保存方法と冷凍の可否について
購入後は、乾燥を防ぐためにキッチンペーパーで包んでポリ袋に入れ、冷蔵庫の野菜室で立てて保管します。密閉容器(タッパー)に入れると外圧で細胞が潰れるのを防げます。
なお、アイスプラントの「冷凍保存」はおすすめできません。水分量が非常に多いため、冷凍すると細胞壁が破壊され、解凍時にドロドロに溶けて特有のプチプチ食感が完全に失われてしまいます。どうしても使い切れない場合は、サッと硬めに塩茹でして水気を絞り、おひたしや和え物として早めに消費するのが得策です。