日本の竹の種類と見分け方完全ガイド|三大有用竹から庭植え・竹害対策まで

日本の竹の種類と見分け方完全ガイド|三大有用竹から庭植え・竹害対策まで

日本の竹の種類と見分け方完全ガイド|三大有用竹から庭植え・竹害対策までを詳しくリサーチ! 知っておきたい 情報と解説を凝縮して配信します。

かつて建築資材や日用品、食材として計画的に手入れされていた里山の竹林は、プラスチック製品の普及や安価な輸入タケノコの増加に伴い、日本全国で管理放棄が進んでいます。この「放置竹林」に起因する竹害(ちくがい)は、周辺の広葉樹林を枯死させ、土砂災害リスクを高める環境問題として深刻視されています。

住宅地においても「隣家の竹が境界を越えて自宅の庭や基礎の下から突き破ってきた」というトラブルが頻発しています。法的な観点からも、2023年4月施行の改正民法第233条により、越境してきた竹木の枝や根に対する取り扱いルールが見直され、一定の催告手続きを経ることで越境された側が自ら切除できる法整備が進むなど、管理責任への視線は一段と厳しくなっています。

自宅の敷地で竹を地植えする場合、以下の物理的防根対策が絶対に欠かせません。

  • 高密度遮根シートの埋設:竹の地下茎は通常、地表から深さ30cm前後の浅い土層を横走します。耐用年数が高く突き抜けに強い専用の防根シート(高密度不織布や遮根フィルム)を、深さ60cm〜1mまで垂直に埋設し、地上部にも5cmほど露出させて張り巡らせる必要があります。
  • トレンチ(空堀)の設置:竹を植える区画の周囲に幅30cm・深さ50cm程度の溝を掘り、定期的に地下茎が伸びてきていないか目視で確認し、伸びた先端を剪定バサミで遮断する「断根管理」を実施します。
  • 春季のタケノコ徹底除伐:不要なエリアに顔を出したタケノコは、柔らかい段階ですべて根元から蹴り倒すか掘り上げ、光合成器官である新たな幹を作らせないことが地下茎衰退の鉄則です。
石川 優花
著者

石川 優花

心身ともに健康で持続可能なライフスタイルをテーマに、最新のウェルネストレンドを発信中。