「水色には白やネイビーを合わせるのが無難」という古い常識は、もう捨てていい。今期、ファッショニスタたちが熱視線を送るのが、レンガのような温かみのあるテラコッタオレンジだ。対極にある色同士がお互いを引き立て合う、補色の関係を利用したテクニックである。
南イタリアの街並みを思わせるこの配色は、着る人の表情をパッと明るく見せる効果がある。水色のリネンワンピースに、テラコッタのレザーサンダルを合わせる。あるいは、テラコッタのニットから水色のインナーを覗かせる。計算されたアンバランスさが、大人の余裕を感じさせる。