スマートフォンのアプリを開けば、その日の特売情報だけでなく、駐車場の混雑状況やイベント情報がリアルタイムで手に入る。デジタル技術の導入は、買い物のストレスを極限まで減らした。しかし、現場に行けば、スタッフの温かい声かけや手書きのポップが迎えてくれる。
テクノロジーは手段であり、目的ではない。徹底して「人」にフォーカスしたDX(デジタルトランスフォーメーション)のあり方は、多くの地方都市の商業施設にとって格好の教科書となるはずだ。デジタルが冷たいものではなく、むしろ温かさを増幅させるツールとして機能している。