ゴールデンタイムのど真ん中。この時間設定には、単なる進行上の都合だけではない、緻密なマーケティング戦略が隠されていた。日曜日の夜、家族全員がテレビやスマートフォンの前に集まれる最適なタイミング。それが20時から21時にかけての時間帯だったのだ。
地上波放送が見送られ、ABEMAによる独占PPV(ペイ・パー・ビュー)という新たな挑戦が行われたこの大会。結果として、日本の配信史上最大級のアクセス数を記録することになった。仕掛け人たちが狙った「日本中を同時に熱狂させる」という目論見は、見事に的中したと言える。