かつて柔軟剤といえば、「生乾き臭を防ぐ」「衣類を柔らかくする」といった機能面ばかりが重視されていた。しかし、リモートワークとオフィス出社のハイブリッド生活が定着した現在、人々の関心は「ウェルビーイング」へと移っている。自宅で過ごす時間と、他者と対面する時間の境界線が曖昧になる中で、香りは自分自身のモードを切り替えるスイッチの役割を果たすようになった。
市場調査によると、20代から40代の男女が柔軟剤に求める要素の第1位は「リラックス効果」だという。強すぎる香水ではなく、動いた瞬間にふわりと香るナチュラルな芳香が好まれる時代。個々のライフスタイルやその日の気分に合わせて香りを着替えるという、新しい日常がここにある。