パーフェクトリバティー教団(通称:PL教団)の信者数が現在どのような水準にあるのかを把握するには、文化庁が毎年発行している『宗教年鑑』の信者数データと、教団内部の実態推計の双方を突き合わせる必要があります。
教団の全盛期にあたる1970年代から1980年代前半、三代教祖・御木徳近(みき とくちか)氏の時代には、公称信者数は約250万人〜260万人に達していました。しかし、文化庁の『宗教年鑑』におけるPL教団の信者数推移を追うと、1980年代後半以降、右肩下がりの減少が続いています。近年の同年鑑における教団報告値は約60万人台後半から60万人前後へと落ち込んでおり、全盛期の4分の1以下に縮小しました。
さらに宗教社会学の専門家や教団関係者の内部告白によると、この公称データと現場の体感値には決定的な乖離が存在します。宗教法人の信者数は自己申告制であり、過去に一度でも教団施設を訪れて名簿に記載された信徒や、すでに信仰活動から離れた家族を含めて計上される傾向があるためです。現在、定期的な礼拝に通い、月々の会費や献金を納めている「アクティブな実質信者数」は、全国で1万人から多く見積もっても3万人程度にまで落ち込んでいるとの見方が定説となっています。
このデータ推移が如実に物語るように、PL教団の信者数激減は一時的な波ではなく、構造的な不可逆現象として進行したことが客観的な事実から確認できます。