古来、日本の美意識において富士額は「和装が最も映える生え際」として重宝されてきました。浮世絵に描かれる美人画(喜多川歌麿などの作品)を見ても、描かれている女性の多くが綺麗な富士額を持っています。日本髪を結い上げた際に額の輪郭がすっきりと見え、顔の縦ラインが強調されて小顔かつ上品な印象を与える点が「富士額=美人」の原点です。
この美の法則は、現代のエンターテインメント界でも色褪せていません。第一線で活躍する女優やアイドル、男性俳優にも美しい富士額を持つ著名人が数多く存在します。
例えば、女優の北川景子さんや綾瀬はるかさん、橋本環奈さんなどは、額をすっきりと見せるアップスタイルやセンター分けの際、端正な富士額が輪郭の美しさを際立たせています。また男性芸能人においても、吉沢亮さんや山田涼介さんのように、クラシカルな男らしさと中性的な色気を兼ね備えたフェイスラインの基盤に富士額が存在しているケースが多々見受けられます。