レシピ検索サービスのクックパッドや動画メディアのクラシルでは、鍋を使わないレンジ加熱テクニックが急速に支持を広げている。耐熱ボウルに一口大にちぎったこんにゃくを入れ、塩を振って揉んだあと、かぶる程度の水を加えてラップなしで電子レンジ(600W)で約3分加熱する手法だ。
全国蒟蒻協同組合連合会などが推奨する伝統的な湯がき手法と比較しても、レンジ加熱によるアルカリ除去率は日常の調理において十分な水準に達している。お湯を沸かす時間を丸ごとカットできるため、平日の忙しい夜には極めて実用的な選択肢となる。
さらに近年注目されているのが、あえて下処理後に冷凍庫で凍らせる「氷結テクニック」だ。一度凍らせて解凍すると、水分が抜けてまるで肉のような弾力と繊維質な食感に変化する。スポンジ状になった組織は煮汁を驚くほど吸収し、通常の下処理とは全く異なる新しい料理の主役へと変貌を遂げる。