暖簾をくぐると、耳に飛び込んでくるのは矢沢永吉の熱いシャウトだ。そう、この店はロック界のレジェンドへのリスペクトが随所に散りばめられた、非常にエネルギッシュな空間でもある。BGMはもちろん、壁に飾られたポスターやグッズ、そしてスタッフのキビキビとした無駄のない動き。すべてがひとつの「ステージ」のように機能している。
「ラーメン作りはライブだ」と言わんばかりの緊張感と、客に対する温かい目配り。このギャップにやられるファンは少なくない。ただ旨いものを出すだけでなく、空間そのものを楽しんでもらうというエンターテインメント精神が、ここには息づいている。